2012年8月17日金曜日

出演者 坂木眞司さんについて。

本日、とうとう初日をむかえます「境界線上のヘヴン」。


最後のご紹介となりますのは、大尊敬の坂木眞司さんについて。



























私が若い頃から舞台で目にしてきた坂木さんは
素晴らしいダンスと存在感の方でして、
いつか一緒に踊れる日が来ないかしらと、夢みておりました。


そして約10年ほど前。
私がNYで修行中、たくさんのチャンスと経験をする事ができるNYで、
この先の人生を生きて行くか、または日本に帰って地に足をつけて
自分の世界を構築するべく創作活動にいそしむか、
心底悩んでいた時期がありました。

そんな折り、日本からとある作品の出演オファーがきました。
その時の出演者の中に、坂木さんの名前がありました。
!!!!!
ああ、日本に帰ろう。と決心した瞬間です。


帰国後、まさかの第一回目の705カンパニー公演にも坂木さんに出演していただき、
念願のデュエットも踊れました。
リハーサルに向かう姿勢や、奥様とのささやかな日常の話など
坂木さんのおちゃめだけと誠実な人柄を知ることができ、
それら全てが坂木さんの魅力となってあの崇高なダンスと存在感になるのだなと
感じることができました。


そして数年前、ある作品に坂木さんが出演されているとのことで見に行きました。
その坂木さんの素晴らしさに圧倒され、私は大号泣をしながら終演と同時に
「坂木さんは日本一のダンサーだ!!坂木さんは日本一のダンサーだ!!!!」
とお友達に電話しておりました。


今回、リハーサルに入る前、共同演出の飯名氏とのミーティング中、
「二人のシーンは尚子さんにとって何なのだろう?」
と聞かれました。
すぐ自分の口から出た言葉は、「希望」です。
私の個人的な想いを込めたシーンを、尊敬する坂木さんにやっていただけること
再び私の作品に出演していただけること、
私にとってこの上ないありがたい機会となりました。

坂木さん、どうぞよろしくお願いいたします。

またご来場のお客様、心よりお待ちしております。


705 / 菊地


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