2012年8月15日水曜日

出演者 菅原はる菜さんが日記を書いてくれました。


この4ヶ月の間、みんなでたくさん積み上げてきた時間は、
私の中で素敵な宝物となりました。
支えて頂いたみなさまに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

朝から晩まで共に駆け抜けたダンサーのみなさん。
何度も足を運んで下さったスタッフの方々。
飯名さん、さつ、ともさん。
そして尚子先生。
本当にありがとうございます。

たくさん熱い想いはあるのですが、文章にするのが得意ではないので、
是非舞台を観て感じていただけたらと思います。

素晴らしい世界をたくさんの方に観て頂きたいです。

菅原 はる菜



☆☆☆☆☆☆

【地獄からの復活】

はるちゃんは数年前、レッスン中に膝を壊してしまい、
夜スタジオから救急車で運ばれていきました。
あの時の、はるちゃんの痛みに泣き叫ぶ姿を思い出すと、
いまだに心が痛くなります。

その後地獄の様なリハビリを経て、
はるちゃんは半年後から復活を目指しました。
踊れない分、足を鍛える為に毎日3〜4時間歩いていると
その当時言ってたのを覚えています。

きっと、踊りをやめようかと本気で悩んだ事と思います。
前の様に踊れるかどうか、本当に不安だったと思います。

それでも奇跡の復活を遂げ、前回のカンパニー公演では皆と何も変わらず
はるちゃんは舞台の上で全力で踊っていました。














とにかく普段から研究熱心な、はるちゃん。
その熱心さに、私はいつも頭が下がる想いです。

その日々の努力の成果が、みるみると動き方の進化とつながり、
正直今のはるちゃんのダンスは止まる気配を感じません。
まさに705ムーブメントを取得し、
身体を自在に操れるようになってきています。















そしてその身体に追いつくかの様に、今回の作品を通じて
表現もじわじわじわじわはるちゃんの身体を超えて、出てくる様になり、
実は私にとって何よりもそこが1番嬉しいことかもしれません。





















身体どまりではない表現。

1番難しい事に、まさにチャレンジしてくれていることが、
今回はるちゃんがこの公演に参加してくれた意味ではないかと
個人的に思っています。

そんなはるちゃんのダンスもぜひお楽しみに。




705/菊地











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