2012年7月7日土曜日

鈴木陽平君について。

今回ゲストに男性ダンサーを3人頼みました。


その中の一人、売れっ子ダンサー鈴木陽平くん。
超多忙な鈴木君にお願いするには、色々な意味で勇気がいりました。


その一つにまず、それほど親しい仲ではないこと。
ちゃんと一緒に踊ったことも一度もなく、
その上彼は、いわゆるイケメンなのであります。
なぜかイケメンに対して身構えるというか、壁を作ってしまう自分。。。


しかし、今まで何度か鈴木君のダンスを見る機会があり、
なによりも「カラダのキワ」まで行く瞬間を何度か目にし、
そのキワが私にとって大層魅力的な印象として残っておりました。


今回のあるシーンを考えた時、これは鈴木君に踊ってもらえたら!!と
ピピピピピーとイメージが走り、勇気を出してオファーしたわけです。
そして、「ぼくも尚子さんの世界に入ってみたいです」と
ありがたい承諾を得て、出演が決定!!
たいへん嬉しかったです。


しかし、自分の中にあるイケメン恐怖症を克服せねば、
せっかく得た機会を無駄にしてしまうかねない、、、と自覚し、
ガチンコでちゃんとリハーサルに入れるよう、
まずぶっちゃける機会を作りました。


「45分間ふたりで完全即興」


705スタジオではありますが、お客さんも入っている中
一度も踊ったことのない相手と開演10分前に集合し、
二人だけで45分間完全即興をしたわけです。


おたがい舞踊家なので、お喋りよりもカラダをぶつけ合った方が早い気がしたのです。



























おかげさまでイケメン恐怖症は無事に克服できました。
これで抵抗なくリハに入れる準備ができたわけです。笑




そして4月から始まったヘヴンリハ。
呼び方も思いきって「よーちゃん」に変え、
よーちゃんに担ってもらうシーンはとにかく大変だと重々承知しながらも、
毎回のリハで、ああだこうだと模索してもらっております。
よーちゃんとお相手の池田美佳ちゃんのカラダと感情が
空間のキワまでいきまくる、そんなシーンを目指しております。






















模索中の二人。






ただ今の私の悩みは、よーちゃんが忙し過ぎて、
積み上げたカラダの感覚を他の本番を終えてこちらのリハに戻って来た時に、
ゼロにリセットされてしまっていること。笑


本人にもお伝えしたんで、きっとここから本番までの1ヶ月で「ぐおおおおお!!」と
行ってくれるに違いないと信じております。


私がこのシーンでやりたいことに対するの面持ち、表現はすでにいい感じなので
あとはカラダを積み上げて行った先に、また一層の深みが増していることと想像し、
ワクワクしております。




















リハ後の二人。大変おつかれさま。




そんなよーちゃんのダンスも、みなさんお楽しみに!!!




705 / 菊地





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