今日より本番までのヘヴンリハの内容や、想い、ダンサーの紹介、
演出側のもろもろなど、綴っていけたらと。
本日のリハは、女性ダンサーのみのリハーサル。
まさにダンスがメインのシーンの練習をしました。
腕を負傷中の池田美佳ちゃん
女性ダンサーは皆、かれこれ数年に渡り共に
705ムーブメントを模索し続けてくれている心強いメンバーです。
私自身、この10年ぐらいダンス自体のムーブメントに大変興味を持って模索してきました。
そのムーブメントは、脱力とコネクトと重力に焦点を置き、
いかに効率よく空間にエネリギーを放ち、うねる様なグルーヴ感を出せるか。
そのために、重心の移動、骨のつながりを大切にして動きの振付けもしています。
そもそも体に力が入っていると、骨自体は動きづらくなってしまうので、
極力無駄な力は抜きます。(つま先もキュッとは伸ばしません!笑)
また動く際、重力や瞬発力を駆使しリバウンドを取ることにより、
効率よくエネルギーをつないでムーブメントに躍動感が出ることを意識しています。
(イメージとしては、ボールを床に投げつければちゃんと跳ね返えるという
極当たり前の現象です。)
大きな特徴と言えば、つむじが空間の四方八方に動いている感じでしょうか。
まっとうに頭を起こして踊ることはあまりないので、常に全身で動き続ける感じです。
新しい生徒さんがクラスを受けにくると、たまに三半規管が弱い方などは
具合が悪くなったりもします。
日頃からそれらの動き方をああだこうだと模索し、
体と向き合いトレーニングしてきました。
作品となるとそれらの動きを空間でどのように展開するかまで
意識を広げなくてはなりません。
動きどまりで終わることのないよう、シーンのイメージや雰囲気を共有し、
表現に転換できるよう私も言葉を使って伝えたりします。
しかしそれぞれ頭で分かっていても、
表現がダンスを超えて体の毛穴からにじみ出てくるようになるには、
それはそれは時間がかかります。
小手先でない所で「心と体が一致する」ことのとんでもない大変さ。
でも私がダンスをやってきてその部分の難しさを痛感するからこそ、
常に挑戦するべきだと思ってやっています。
私自身もまだまだなので、毎回踊るときは「ぐおおおおおお!」と集中して挑みます。
時間がかかるなら時間をかけてでも、素敵なものになるよう努力するしかないので、
2年間の試作をしてきました。
試作した時の写真です
今日のリハでもだいぶいい感じです!!!
でもでも、もうふた頑張りです!!
出演者のみなさん、えいえいおー!!です。
そしてそんな705ムーブメントにも興味を持っていただいて、
みなさまに見に来ていただけたら幸いです。
705/菊地
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